製造の工程3 母蛾検査

蚕種製造の伝統技術を今に伝え次代に活かす

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微粒子病

病原体の画像病原体は長さ2~3/1000ミリ・幅1.5~2/1000ミリの楕円形をした原生動物で、昆虫に寄生し毒素を出し、また蛾になって産む卵にも母体伝染します。その卵から孵化した蚕2~3令で病死します。

検査蛾

普通蚕種は発蛾した蛾数の規模に応じて必要数を全体から抜取し、生蛾で検査します。

摩砕

30蛾を1単位とし、機械で摩砕します。

鏡検

摩砕液をろ過、遠心分離し沈殿物を 600 倍顕微鏡で鏡検します。合格基準にあった蚕種が出荷となります。